アンドール(笹淵裕司社長)は、プロフェッショナル仕様の本格CADが、ビギナーでも簡単に操作できる機械系汎用CADソフトウェア「EASY
DRAW
Ver.16」をパソコンショップで発売するとともに、ネット販売も開始した。標準価格は4万9800円、コンバータPlusパック5万4800円、オプションパック6万1800円、アカデミック版9800円。
EASY
DRAW
Ver.16は、Windows
XP/Vista/7対応の機械系汎用CADソフト。EASY
DRAWは、94年に最初のバージョンを発売以来、簡単な操作性と高い製品品質で、初心者からベテランまで幅広い層に支持されている。
Ver.16は、日本語メニューの階層表示や、DXF/DWG一括変換のウィザード形式など、ユーザーから最も多い要望を取り入れ機能強化した。
新機能として、作図コマンドの日本語メニューを2段表示にし、EASY
DRAWコンバータ(DXF/DWG一括変換コマンド)のウィザード形式に対応するよう、DXF/DWGの一括変換が簡単に行えるウィザード形式を追加した。寸法線基準として、角度が自由な基準寸法線(累進寸法線)を描けるようにした。また、角度入力で60進数の入力ができる。
新コマンドでは、線上(円弧上)に距離(円弧長)を指定し、点を描画するコマンドや、2要素に接し1つの通過点を指定することで円を描くコマンド、円弧長を指定し円弧を描くコマンド、指定された文字の高さ・幅などを表示し、値を変更できるようにするコマンドなどを追加した。なお、同社ではバージョンアップキャンペーンを2011年2月28日まで行っている。