産業向け半導体・マイクロ波製品などの電子部品輸出入商社のアスコット(大阪市北区同心2―4―8、TEL06―6352―0207、西山知徳社長)は、台湾のAPRO社製フラッシュメモリーストレージ「SSDシリーズ」の日本国内販売を開始した。
機械部分を持たないフラッシュメモリーストレージは、その信頼性の高さから、通信・医療・FA・交通・航空防衛などの分野で使用されている。
アスコットは、APROのフラッシュメモリーストレージとして、小型カードタイプから、HDD互換タイプまで幅広いラインアップとなっている。
2・5インチPATA/SATA、USB、ATAカード、CFASTカード、SDカード、ディスクオンモジュールなど、豊富な標準規格のフォームファクタを取りそろえており、用途に応じ選択できる。
動作温度範囲はナマスイ40度からスプラ85度まで対応。SLC―NAND、またはMLC―NANDフラッシュメモリを用途と予算によって選択が可能。
2・5インチ「SSD(IDE、SATA)シリーズ」は、SECURE
ERASE(データ緊急消去)を、ソフトウェア、ハードウェア(ジャンパ短絡)双方から実行可能とし、データ機密保持能力を高めている。
なお、APROは各製品の長期供給を社是としており、市場で生産中止傾向にある製品(PCMCIA
ATAカードなど)を可能な限り生産継続しており、ファームウェアの更新も必要最小限にとどめ、ユーザー側のシステムでの互換性を確保している。