大阪自動電機(大阪市旭区大宮4―20―18、TEL06―6951―2331、与田清社長)は、フットスイッチ「SM2形(TUV認証品シリーズ)」を、12月からCE対応機種として出荷開始した。また、国内生産のメリットを活かし、多品種・小ロットといった顧客からの細かい要望に対応、商社の協力を得ながら顧客とのパートナーシップ強化を図っている。SM2形シリーズは、優れた信頼性と耐久性が特徴。ペダル保護カバー付きや、人間工学に基づいた危険回避のための3ポジションタイプ、誤動作防止用ペダル安全ロックレバー付きタイプなどのシリーズがあり、各保護カバーの組み換えや動作特性、接点構成など機能別の組み合わせも可能。
工作機械を中心にプレス機器、医療用機器、木工機器、プラント工業など、国内外を問わず各種産業機器・装置に幅広く使用されている。グローバル化が進む中、SM2形を含め、フットスイッチが搭載された機器の輸出が増加している。
同社ではユーザーから「CEを取得して欲しい」という要望が多いことから、SM2形シリーズをCE指令に適合することで、海外輸出をスムーズ化させて、TUV認証製品としてより一層の安全性をPRし拡販を行っていく。
特に、医療用機器分野については「海外の規格に対応することで、まだまだ市場が拡大する要素がある」としており、小ロットや多品種にも対応できる生産体制を整え、需要の増加に対応していく。