日本電線工業は、ANSI/TIA/EIA568
Category5e規格に準拠し、CC―Link協会が推奨するCC―Link
IE
Feildシステムに適合する、産業用EtherNetケーブル「CCNC―IEF」=写真=シリーズを発売した。
同シリーズは、固定配線用で24AWGの単線導体を使用した標準タイプ「CCNC―IEF―24」、26AWGの撚り線導体を使用したパッチコードタイプ「CCNC―IEF―26」、さらにケーブルベアなど低速可動部の配線に適した可動部用ケーブルタイプ「CCNC―IEF―SF」もラインナップした。標準タイプとパッチコードタイプは、CC―Link
IE
フィールドネットワークのシステムノイズ試験に合格したCC―Link協会推奨、ULリステッド認証品である。ALPSと軟銅線編組の2重遮蔽を施してあり、耐ノイズ性に優れ、RoHS指令に対応。
CCNC―IEF―24は、単線を使用した標準タイプで、C(UL)UL444
CMX認証を取得している。CCNC―IEF―26は、同心撚り線を使用し、柔軟性に優れており、パッチコードとして最適。
CCNC―IEF―SFは、集合撚り線を使用、耐震性に優れており、ケーブルベアなど低速可動部の使用に適している。
また、ケーブル両端末にシールド付きRJ―45を取り付けたコネクタ付きケーブルもそろえている。
伝送距離は、標準タイプ100メートル、パッチコードタイプ70メートル、可動部用タイプ60メートル。標準条長・荷姿は200メートル/束。