オプテックス・エフエー(小國勇社長)は、業界で初めて照明輝度のモニタリングとフィードバック制御で長期安定性を実現した画像検査用LED照明コントローラAdvanced「OPPFシリーズ」=写真=を発売した。標準価格は親機4万8000円、子機3万6000円で、ストロボ搭載機種としては従来品の2分の1となる業界最安値を実現した。2011年の国内販売目標は3000台。
OPPFシリーズは、新機能FALUX
sensingを搭載、業界初となるLED照明と電力線通信によるモニタリングとフィードバック制御を実現。
モニタ値の変動に対し電圧を可変して初期の輝度を維持するもので、約4万時間使用した場合でも当初の輝度を維持し、長期の安定性が得られる。
また、通常のPWM調光1000階調に加え、ストロボ機能も搭載。1ms以下の発光幅設定では、出力18Vのオーバードライブにより、明るさが3倍にアップする。
発光幅設定とPWM調光が同時にいずれも1000階調の調整ができ、高精度な調光制御が可能。
1ユニットに2chの照明出力で4台連結の最大8chまで可能。また、外部制御として、RS232とパラレル入力により、親機から集中調光制御と親子各ユニットのch個別にアナログ0~5V調光が可能。
さらに、業界初の調光値バンク登録機能も搭載。あらかじめ設定しておいた調光値に、パラレルとRS232により切り替え可能である。
ユニット間はコネクタレスの赤外線通信で、設定値を全chにコピーする便利な機能も搭載している。
取り付け方法は、装置の制御盤内に設置しやすい背面のDIN取り付け。