ピーアンドエフ(ドイツ、PEPPERL+FUCHS社)の本質安全防爆リモートI/Oシステムは、既に世界各地で多くの実績があるが、Ethernetゲートウエイ「LB8111A」を製品ラインナップに加え、工業用Ethernet向けのソリューションの提供を開始する。国内TIIS防爆検定は未取得のため、当面は海外向けのみの販売(ATEX、GOST―R、NEPSI、他対応)。
近年のフィールドバス技術の進歩に伴い、生産加工部門やビジネス関連システムとプロセス産業部門の相互連携も、工業用Ethernetを用いることによって実現可能となり、今後の更なる飛躍が期待されている。
リモートI/Oを用いることにより、アナログ(4―20mA)とデジタル(ON―OFF)を、同じスレーブに組み合わせて運用することが可能となる。
コンパクト設計のバックプレーンユニットには、184のデジタル信号または、80のアナログ信号、もしくはデジタル・アナログ混在のインストールも可能。
NAMUR仕様防爆近接センサや機械式のスイッチ、ソレノイドドライバ、温度変換器、2線または4線式のトランスミッターなど、多くの入出力タイプをサポートしている。
また、限られたスペースに多くのI/O機器を有する船舶では、リモートI/O製品を用いることで、大幅な省配線化を実現する。(DNV、BV等船級取得済み)。
(http://www.pepperl‐fuchs.jp)