クーパー・インダストリーズ・ジャパンの防爆機器事業を担当しているエム・ティー・エル・インストゥルメンツは、各種防爆関連機器を幅広くラインアップし、国内外で高い実績を上げている。
このうち、「フィールドバスバリヤ9370シリーズ」は、高電力用途などでガス等級を気にせずに長距離の伝送を可能にする。9370シリーズは収納容器との一体構造となっており、従来製品をDINレールに取り付けた4分岐線モジュール3台を組み込んでいる。これによって、部品間の配線ケーブルと配線作業が不要になる。
また、内蔵するフィールドバスバリヤ、ターミネータ、避雷器などはすべてプラグイン着脱構造となっており、危険場所におけるガス確認作業なども不要で、保守作業がシンプル化できる。
さらに、モジュール構成の設計により、収納容器のサイズも従来に比べ50%のスペース削減が可能。
本線は安全増防爆、支線は本質安全防爆仕様で、FISCOシステム、及びENTITYに対応しており、6支線または12支線の2つのバージョンがそろっている。
危険場所仕様は、ZONE―1設置、及びZONE―0配線となっている。(http://www.cooperindustries.jp)