パナソニック電工はこのほど、電子材料部門の郡山事業所(連結製造会社のパナソニック電工郡山を含む、所在地:福島県郡山市)に多層基板材料の評価・解析を行う「MEGTRON
LAB(メグトロンラボ)」(代表者・電子基材事業部櫛田孝則事業部長)を開設した。MEGTRON
LABは、同社の顧客であるエレクトロニクス機器メーカーや半導体デバイスメーカー、電子回路基板メーカーの製品開発に貢献するソリューション提案を主な狙いとして設立。
充実の評価技術体制により、顧客の製品開発を効率よくスピーディーに行うためのサポートを実施するとともに、顧客のニーズに合わせた新しい多層基板材料を創出していく。5つの評価ゾーンを有しており、多層基板材料における機械加工性、耐熱性、計測分析、信頼性、電気計測という充実した評価・解析が可能。
同社電子材料本部は、事業スローガンである「Partnering
to
go
beyondをお客様との価値共創」を実践する場として、フレキシブル基板材料/高放熱基板材料の「FELIOS
ECOOL
LAB(フェリオス
エクールラボ)」と、半導体封止材の「ECOM
LAB(エコムラボ)」を設置運用して事業スローガンを冠して「Partnering
LAB(パートナリングラボ)」と総称。
同社では今後も、MEGTRON
LABをはじめ、Partnering
LABを最大限に活用することで、顧客の商品価値向上に役立つ電子材料の創出を目指す。