【名古屋】パナソニック電工SUNXは、温度・湿度の現在値を計測してムダな温度上昇などを見張る省エネ支援機器「無線センサ
WR20シリーズ」=写真=を発売した。
これは、温度・湿度の現在値を計測し、無線を使って親機に送信する機器で
電力だけでなく、温度、湿度まで「見える化」し、それを“集める"“制御する"ことで、『省エネ活動、快適空間の創出』の両立を実現するもの。
従来、複数個所に温度計測器を付ける場合、設置工事の費用、手間などがかかっていたが、同機は無線・電池式なので、面倒な工事が必要ない。試験的に1台設置し、効果を見てから複数台を追加する場合でも工事の手間が省ける。
また、従来の温度計測器を無線で接続する場合、ネットワーク設定が面倒だったが、同機は無線内蔵の簡易電力計「エコパワーメータ
KW1M―R」を無線ネットワークの親機・中継機にして接続先を自動で探すため、面倒なネットワーク接続も不要。同一無線ネットワークで温度、湿度と電力を同時に計測できる。
食品工場や倉庫などさまざまな環境下で使用する場合、電池交換が面倒で、防水機能付きの温度計測器が必要だったが、同機は小型で大容量電池を搭載、防水構造「IP67」にも対応しているので、設置場所を選ばずどこでも簡単、安心に設置が可能。センサの内蔵・外付けの違い、電池容量の違いにより、4機種が用意され、合計で年間3000台の販売を予定。