日本リライアンス ラインドライブアプリケーション用の制御ループを内蔵「新型モータドライブユニット」発売

日本リライアンス(横浜市金沢区福浦2―3―2、TEL045―791―3115、石崎淳一社長)は、ACベクトルインバータにラインドライブアプリケーション用の制御ループを内蔵した新型モータドライブユニット「Drive
Multi」=写真=の販売を開始した。機種はモータ容量1・5kW~15kWまで200V系と400V系で各4機種あり、価格は29万~43万円。年間2000台の販売を計画。

新製品は、電流ループは125μsec周期、速度ループは500μsec周期と、高精度の速度とトルク制御が可能で、システムの分散制御にも対応できる。

また、インダクションモータ、同期モータの両方に対応しながら、高いパフォーマンスとベクトル制御ループを実現し、さらにラインドライブアプリケーションのダンサー制御、張力制御、電流制御、ヘルパー制御などの制御ループも内蔵している。

操作も、機能を絞り込んだHMI(ヒューマン・マシン・インタフェース)をフェースプレートに搭載することで容易化し、制御に必要なモータパラメータのチューニング機能も搭載している。

通信ネットワークもUSBポートや、同社が開発したAMXネットワーク(GV―NET)を標準装備しているほか、オプションでPROFInetにも今年3月から対応するほか、そのほかのフィールドネットワークにも順次対応していく予定。

形状は、ブックシェルフ設計により、同社のGV3000ドライブに比べ、体積比で約40%小型化しており、密着取り付けも可能などから、盤の省スペース設計にも貢献する。

そのほか、RoHS指令など環境規格にも適合した設計となっている。

主な用途は、コータライン、印刷機、ラミネートライン、巻き取りラインなど。

今年4月には、200V系で15~55kWの3機種、400V系で30~110kWの3機種を追加する。

同社はアルバックの子会社で、モーションドライブの専門メーカー。

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