TURCK
Japanは、顧客・パートナー販売店など関係方々のおかげで今年も新年を迎えることができた。
当社は、世界80カ国以上に販売拠点を持つグローバルカンパニーとして、世界中のお客様にソリューションを提供しており、日本においても同様な活動を行っている。
2010年の売り上げ実績はグループ全体として好調であり、すでに本国ドイツにおいて、その成長率は09年比で30%前後を見込んでいると発表している。11年においても、グループ全体で2桁成長を見込んでいる。
日本におけるFA市場は、各種統計が示しているように、かつての水準に戻りつつあるものの、予断を許さない状況だと見ている。これは主要顧客業界の統計や、昨今よく取り上げられる生産拠点の海外シフトが物語っている。
昨年、電磁誘導型リニア位置センサを市場に投入した。これまでの誘導型近接センサの技術と、複数の革新的な技術・アイデアを複合させた新製品である。
これ以外の新製品の販売計画も進んでおり、今年はこれらの製品のマーケティング活動をさらに強化していく計画だ。
また、世界的に好評を頂いているUprox+シリーズ、本質安全防爆対応のセンサ・インターフェースへの注力も引き続き行う。
製品面での拡充と共に、国内の販売体制も強化する。当社製品の販売にあたっては、顧客の価値を最大限に高める方針をとっている。これは、顧客の意見を積極的に聞き、課題解決に繋がるソリューションを提供することを意味している。
TURCKはグローバルなサポート体制と、たゆみないR&Dにより、ユーザーにとって価値の高い製品とソリューションを今年も提供していく方針である。