年賀交歓会をANAインターコンチネンタルホテル東京で5日開催した。
あいさつに立った北澤通宏会長は「上期の重電分野の生産状況は、世界同時不況の影響により落ち込みの大きかった汎用品の輸出の大幅増加により、また、白物家電分野の国内出荷額は、夏の記録的な猛暑に加え、家電エコポイント制度の後押しにより、共に2桁を上回り好調に推移した。
今年大きく3点で活動を強める。第1点は地球温暖化対策で、原子力発電の推進や火力発電の高効率化、再生可能エネルギーの普及拡大、また、白物家電や変圧器のトップランナー機器をはじめとする省エネ機器の開発と普及促進といった、エネルギーの需要と供給の両面からCO〓削減に貢献していく。第2点は海外の送電網、高速鉄道などの社会インフラ整備について、官民一体となって基盤整備を進めたい。第3点は更なる国際競争力を高めるために、TPPやEPAの締結を拡げ、省エネ、環境、製品安全といったわが国の持つ優れた技術や高品質な製品を地球規模で浸透させたい」とのべた。