合同新春賀詞交歓会を、大阪市都島区の太閤園で11日開催した。
国歌斉唱のあと、日本配電制御システム工業会関西支部の丹羽一郎支部長が次のようにあいさつを行った。
「坂本龍馬など幕末の志士たちの尽力で日本は近代国家への幕を開けた。明治維新以降、日本はいろいろな経験をしたが、第2次世界大戦終了から66年経過した現在、また新たな曲がり角に直面している。ここで日本が進むべき進路を誤ることがないよう、また、日本の将来に夢を持って語れるよう、我々団塊世代が頑張らないといけないだろう。工業会としても、電気に関わる新しいテーマが次々と出てきており、こうした明るい夢が実現できるよう尽力していきたい」。
続いてあいさつに立った関西配電盤工業協同組合寺田理事長は「今年は卯年だが、卯という文字は門を広く開けるという意味があり、当組合としても時代を先導する心構えで取り組んでいきたい。当業界は新しいテーマがたくさんあるので、我々の長年の経験とノウハウを駆使するとともに、干支のうさぎの耳のようにアンテナを広げチャンスを拡大していきたい。さらに中小企業のネットワークを最大限に利用し技術者集団として対処していきたい」と抱負を語った。
鏡開きの後、大阪府電気工事工業組合橋詰源治副理事長の乾杯の音頭で交歓に入った。