年賀交歓会を東京・丸の内のクラブ関東で6日開催した。
あいさつに立った小野木聖二会長は「当工業会の2010年度売上高は前年度比16・7%増の7176億円が見込まれ、11年度は同8・4%増の7779億円を予測している。
地球温暖化防止のための省エネルギー化、CO2排出量削減は、全世界共通の大きな社会的課題となっており、この中核となるのが日本の計測と制御の技術である。このことは、我々にとって追い風となることは間違いなく、従来から「産業のマザーツール」として、生産性向上、省エネルギーに貢献しながら社会産業の基盤を支えている。
今年の活動としては、10年度で終了する現在の“JEMIMA中期ビジョン"の総括を行った上で、次期中期計画として、(1)エネルギー環境分野への対応政策提言と国際標準化活動強化(2)計測展2011TOKYOを成功に導く企画推進と将来への継続的発展(3)東アジア圏を中心とした国際連携の推進(4)国内外他団体/組織との連携(5)会員数の増強を進めたい」とのべた。