年始会を東京・芝の東京プリンスホテルで12日開催した。
あいさつに立った宮内壽一会長は「私どもの業界動向は、一昨年来の需要業界の回復に支えられ出荷動向は回復基調に入っている。
本年は、フルードパワー業界にとって3年振りとなる『第23回油圧・空気圧国際見本市(IFPEX2011)』が7月に開催される。フルードパワー機器は、わが国の『モノづくり』を支える機能商品を提供する大きな役目を担っており、最新の技術や新製品を展示したい。
また、今回も水圧コーナーを設置し、駆動する水圧技術を目玉に展示を予定している。
急速に進展するわが国経済のグローバル化は、フルードパワー業界にもその対応を求めており、海外マーケットへの展開や高い地球温暖化対策目標の設定等から『省エネ技術』の提供は喫緊の課題である。フルードパワー業界はモノづくりを支える重要な産業であり、今後も健全な競争と協調のなかで共に発展していくことが望まれる」とのべた。