日本配線資材工業会(JWAA、高橋信房会長)は21日、中野サンプラザで定時総会を開催。今年3年目の工業会は社団法人格の取得、青年委員会の設置など2011年度事業計画を承認した。また、役員改選では高橋会長をはじめ、全員が再選されたほか、理事増員に伴い菅野孝知氏を選出した。高橋会長は「工業会も設立3年目を迎えるが、会員は74社に増加した。業界唯一の団体として社団法人格を取得し、社会的な地位を高めたい。引き続き『会員の会員による会員のための工業会』という基本理念のもと、より良い情報交流の場を築き、会員の経営に貢献できる組織としての役割を達成したい」とあいさつした。
11年度の主な事業計画は、(1)好評の化学物質管理環境セミナーを関西地区でも開催(2)工業会案内、会員名簿などを作成しPRする(3)社団法人格を取得し、認知度を高める(4)青年委員会の設置(5)講演会、セミナー、勉強会の開催など。青年委員会設置は、工業会として次世代の研鑽と交流の場を提供し、事業継承を支援するのが目的である。
なお、新役員体制は次の通り。
▽会長=高橋信房▽副会長=姫野富治、松本年生▽理事=佐藤昭、園村正徳、竹内保市、中村利恵、菅野孝知▽監査役=片田勇雄▽顧問=関谷昭憲。