日本機械工業連合会は「2010年度(平成22年度)第31回優秀省エネルギー機器」として、12件を選定した。
80年度から選定している省エネルギー機器表彰には、今回は41件の応募があった。
経済産業大臣賞には、清水建設の「温度調節・清浄化分離式ダクトレスクリーン空調システム
タスク&アンビエントクリーン空調システム」が選ばれた。また、資源エネルギー庁長官賞は、三菱電機とタツノ・メカトロニクスの「加圧冷却・吸着式給油所用ガソリンベーパ液化回収装置エコステージL、D」、および大同特殊鋼の「浸炭ガス適時適量制御式真空浸炭炉モジュールサーモ」が選ばれた。
なお、日本機械工業連合会会長賞は次の9機器となっている。
▽パナソニックエコシステムズ「ツインフローファン等専用構造採用の消音ボックス付き送風機キャビネットファン
モデルナンバー3シリーズ」▽川崎重工業「LNG船用再熱サイクル蒸気タービンプラント川崎URA型」▽豊田自動織機「走行・荷役デュアルハイブリッドフォークリフト
GENEO
HYBRID
3・5~4・5トン」▽アタカ大機東京営業所「下水高度処理用ドラフトチューブ式小型高効率撹拌装置DTC400」▽熊本電気工業「照射範囲調整機能型高反射照明器具シャインブライト」▽三浦工業「最適効率運転機能付き小型貫流ボイラ多缶システムSQ―AS型・BP―201型」▽オムロン「インバータ対応・微少電力計測可能型電気量モニタKM50―E」▽日本サーモエナーとタクマ「低空気比ジェットフィルム燃焼式ガス焚小型貫流ボイラ」▽三菱重工業長崎造船所「主機排熱回収蒸気タービン・排ガスタービンコンバインド舶用発電システム」