当社は「お客様第一主義」を掲げており、お客様のニーズを的確に把握し、最適なトータルソリューション提供を行うことを最大のテーマとしている。
当社の営業エリアである中四国地区の制御機器業界の状況だが、昨年は自動車関連の設備投資が動き出したことで、一昨年の厳しい状況から抜け出し、当社の売り上げも順調に回復してきている。今年は主力の自動車関連のほか、二次電池関連や液晶関連の設備投資に期待したい。
今年の基本テーマとしては、ここ数年継続して掲げている「原点に返る」という基本姿勢を今年も継続していきたい。さらに、当社の最大のテーマである「お客様第一主義」を根底に置き、専門技術商社として本道を外さず、やるべきことを実践していきたい。
「お客様第一主義」の基本的な考え方では、求められた課題に対し、スピーディに応えることや、的確に市場を狙うことなどが挙げられるが、今年も特にこうした部分を強化、重要視し臨んでいきたい。また、厳しい時代を生き抜く企業として、当然無駄な贅肉を落としていくことも視野に入れている。
一方、当社の普遍的ビジョンである「CSの向上」を、今年も積極的に推進する。ここ数年、お客様が求めるその時々のニーズに合わせた勉強会を随時開催し、好評を得ている。今後もこのように時流に即した勉強会を積極的に開催していく方針である。
厳しい時期は、企業においても体力勝負となる要素がある。当社としても体力を温存しながらも今後、大きなテーマに成長すると思われるテーマに対しての種まきは怠ることなく実行し、市場が好転したときの即応体制を図っていく。また、好評を博している展示会も随時状況を見ながら開催していきたい。