オムロンは、関東エリアの電子部品系商社を集めて組織している「スイッチ友の会」の新年賀詞交歓会を、東京・大崎のゲートシティホールで14日開催した。
同社はスイッチ事業の拡大を図るために、咋年4月から新たにオムロンスイッチアンドデバイスを設立して、産業用、業務民生機器用のスイッチの生産、開発体制を一本化して取り組んでいるが、同会は市場の大きい関東地区での拡販を目的にした組織。
賀詞交歓会では冒頭、オムロンスイッチアンドデバイスの中谷邦夫業民スイッチ商品部長が「これから新しいオートメーションの時代が来る。中国も人手不足から自動化の取り組みが進み変わりつつある」とあいさつ。また、谷口宜弘オムロンスイッチアンドデバイス社長も「これからの新しい時代に向けて、新製品を開発・投入していくので拡販をお願いしたい」と述べた。さらに、オムロン販売統括事業部東部支店須藤秀樹東京販売部長は「景気が上向いている。これを捉えて頑張りましょう」と激励した。堅調な市場環境で推移していることから、話も明るい内容が多く、今年も弾みをつけた取り組みへ決意を新たにしていた。
中締めはオムロンスイッチアンドデバイスの足利範彦常務が「この会の絆を大事に今年もお願いしたい」と述べ、終了した。