【名古屋】MECHATROLINK協会は、MECHATROLINK対応商品を販売している13社が一堂に集まり製品展示、セミナーなどを行う「MECHATROLINKフェア」を、名古屋会場(1月31日、名古屋市中村区のウインクあいち)と松本会場(1日、松本めいてつショーホール)で開催。自動車、半導体、食品包装、工作機械関連の顧客ら2会場で約170人が来場した。
MECHATROLINKの普及を図るため、全国で開かれているもの。
セミナーでは、昨年末に協会の会員数が739社に達したこと、対応製品数が274機種に増加したことや、対応製品の採用事例、協会の活動内容、標準化活動など、今後の取り組みについて紹介された。また、高速通信、コスト低減、オープンネットワークなどMECHATROLINKの特徴、細かい仕様、開発サポートツール、認証試験などについても説明された。
基調講演では、センサーを活用して自転車を漕ぐ話題のロボット「ムラタセイサク君」の開発ストーリーが披露され、来場者の関心を集めていた。
会場では、各社のリモートIO、PLC、モーションコントローラー、バスボード、サーボモータ、IOターミナル、表示器などの対応製品が展示実演された。
2月、3月には韓国・ソウル、台湾・台中でもセミナーを開く予定で、海外の会員数も増やしていく。