横河電機は、4月1日付けで半導体テスタ事業を分社化し、新たに「横河テストソリューションズ」を設立する。新会社は、横河電機内に本社を置き、資本金は9億円(同社100%出資)。社長には同社執行役員ATE事業部長の河田泰紀氏が就任する。従業員数は180人。
同社は、固定費削減による経営効率の向上と事業ポートフォリオの見直しを中心とした事業構造改革に取り組んでいる。半導体テスタ事業は市況の悪化で赤字が続いていることから、事業構造を見直し、分社化するもの。約300人の従業員を180人まで減らして固定費を削減し黒字化へ事業基盤を強化する。また、他社とのアライアンスなど迅速な意思決定ができる組織体制の構築を目指す。