エーピーシー・ジャパン(東京都港区芝公園2―4―1、TEL03―6402―2001、シリル・ブリッソン社長)は、上下2分割型コロケーションラック「NetShelter
SX
Colocation
AR3200」=写真=を発売した。標準価格は30万円。
新製品は、昨今増加しているデータセンターのサーバーをラック単位でなくサーバースペース単位で利用するニーズに対応したもので、1本のラックを上下で異なる企業に貸しだせるように、分割型にしている。
上段、下段のマウンティングレールが個別に移動可能なため、利用企業ごとに奥行き調整が可能。
また、フロントとリアドアに3桁の暗証番号を組み合わせて使用するコンビネーションロックハンドルを上・下段個別に設置するとともに、背面のケーブルチャネルにセキュリティカバーも施され、他社のケーブル侵入を防止するなど、セキュリティ対策も万全となっている。さらに、オプションで、ハーフサイズのケーブル収納用ブラケットAR7710やラックマウントPDU
AP8858も、上段、下段個別に取り付け可能で、企業ごとの電源管理にも容易に対応できる。サイズは、幅600×高さ1991(42U)×奥行き1070ミリ(上段・下段各20U)。