エム・システム技研(大阪市西成区南津守5―2―55、TEL06―6659―8203、宮道三郎社長)は、8回路まで計測可能な電力マルチユニット、リモートI/O
R9シリーズ「形式R9MWTU」=写真=を発売した。基本価格は13万5000円。
R9シリーズは、クランプ式交流電流センサCLSE搭載のModbus用電力マルチユニット。クランプ式交流電流センサを使用するので、CT(計装用変成器)を用意しなくても測定が可能である。
8回路まで計測可能(電圧共通)。ワンタッチクランプなので、既存設備への取り付けが容易である。クランプ式交流センサは5~600Aと、幅広い入力レンジを用意している。
計測値・積算値・設定データは、電源OFF時も不揮発メモリに記憶できる。また、SDカードを装着することで、電流・電力などのカレンダー付きのロギングが可能である。
幅125×縦140×奥行き80ミリ。種類は単相2線式、三相3線式、単相3線式。保護等級はIP20。
接続方式は、電源・電圧入力がM3・5ねじ端子接続(締付トルク0・8N・m)、電流入力はM3ねじ端子接続(締付トルク0・5N・m)。