ピーアンドエフは、セーフティロータリーエンコーダ「RVS58Sシリーズ」を発売する。
従来のシステムでは複雑な構成であった安全回転数のモニタを、1個のロータリーエンコーダで実現することが可能になる。機械安全用の回転数モニタフィードバックシステムを構築するのに使用でき、単体で冗長化されており世界最高レベルの安全規格に対応している。
安全規格は(1)IEC61508の機能安全SIL3に適合(2)TUV認証取得(3)セーフドライブのモニタフィードバックとしてIEC61800―5―2に適合(4)IEC13849―1パフォーマンスレベルPLe適合(5)EN954―1セーフティカテゴリ4に適合している。
また、SIN/COS出力が選べ、断線検出機能を装備している。保護構造はIP65。堅牢仕様で、軸許容力ラジアル60N、スラスト40N重工業機械にも導入可能。
主な用途は、工作機械、プレス、包装機械、印刷機械、木材加工機、金属加工機、コンベア、マテリアルハンドリング、鉄鋼、自動車生産設備などモーターフィードバックが必要な機械。
(http://www.pepperl‐fuchs.jp)