オムロンのエネルギー仕分け機能を搭載したスマート電力量モニタ「KM50―E」=写真=が「第31回優秀省エネルギー機器表彰」で日本機械工業連合会会長賞を受賞した。
KM50―Eは、従来計測が難しかった微小電力を高精度に計測できるもので、待機/稼働の電力を振り分け、見える化ができる。また、コンパクトに機能をまとめ、低コストで高機能も大きな特徴。設備の稼働中に消費される電力を、生産に本当に必要な電力(稼働電力)と、生産に直接関係しない無駄な電力(待機電力)に自動的に仕分ける。
無駄な電力の見える化は、データを基にした継続的なCO2排出量削減や、原価低減活動の両立を可能にしている。さらに、アナログ計測技術を改良することにより、インバータを使用した設備における電力計測の高精度化(計測精度=フルスケールプラスマイナス2%)を実現している。