不二電機工業は、配線脱落防止構造の採用で、より安全性を高めた「配線脱落防止機能付き断路端子台「AQD形」を好評発売中である。
AQD形は、圧着端子と端子ねじを正常な位置関係に規制する新開発の配線脱落防止構造により、配線圧着端子が完全にネジ締め位置に収まるまで配線できない構造になっており、工事などで想定される配線の脱落事故を未然に防ぐ。
端子部に直接触れられない安全性の高いフィンガープロテクション構造の採用により、感電事故を防止する。
レバー操作により、断路のON/OFFをスムーズに切り換えることが可能である。また、ON方向、OFF方向の両方にバネ接圧がかかるので、確実にON/OFFを保持することができる。
レール途中でもユニットの取り付け・取り外しが可能。さらに、端子ユニットの外側にリブを設けたことで、単極ごとのワンタッチ脱着が可能である。
また、本体の色が灰色になっており、従来の端子台と容易に識別することができる。
なお同社では、配線部にスタッドボルトを採用し、高トルク値での締め付けにも対応。配線作業の省力化を図り、挟み込みなどの接続不良を未然に防止する「スタッド端子台TX―□G形」も好評発売中である。
(http://www.fujidk.co.jp/)