オプテックス・エフエー(小國勇社長)は、エッジ判別タイプの画像センサ「CVS3シリーズ」をリニューアル、形状判別や方向判別に最適な「CVS3―Rシリーズ」=写真=を発売した。標準価格は据置きの13万8000円。国内販売目標は1000台。
2005年発売のCVS3シリーズは、検査対象物のエッジ(輪郭)を抽出し、形状や方向を判別する画像センサとして、自動車部品業界や食品業界を中心に使用されている。特徴は、あらかじめ登録した基準画像と撮影画像のパターンマッチングを行い、差異がしきい値以下であればOKと判断する。
リニューアルしたCVS3―Rシリーズは、モニタサイズを1・5インチから1・8インチに変更。同期入力や外部ティーチング入力使用時でも、15バンクの切り換え可能などの改良を行った。
また、基本操作や外形寸法などCVS3シリーズと互換性を保ちつつ、さらに使いやすさを向上させた。標準タイプ、狭視界タイプ、超狭視界タイプをラインアップ。
用途例は、電子部品の方向判別、部品の組み上がり状態チェック、シールの二重貼り検査など。
同シリーズの発売により、CVS1からCVS4シリーズまでシリーズ4機種のリニューアルが完了した。
なお、CVS3シリーズは在庫がなくなり次第、販売終了となる。