東北地方太平洋沖地震の影響で、全国出荷額の15%を占める東北6県の配電制御システム各社の機能は、停止に近い状態にあるものの、再開に向け懸命な作業が続いている。岩手県、宮城県、福島県を中心に被災の大きい地域では大半が休業に追い込まれた。18日現在、従業員の安否確認をほとんどが終え、設備の点検などに取り組んでいるが、インフラの復旧に時間がかかる見込みで、多くが生産再開は1、2週間~2カ月程度先になると見ている。日本配電制御システム工業会(JSIA、盛田豊一会長)では、会員に対し関連官公庁の復興支援、金融支援対策などの情報提供に全力で取り組んでいる。
被災地の配電制御システム各社 操業再開へ懸命な取り組みのし掛かる経済への負担
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