モリテックス、第2世代型LEDライトエンジン「LEDgine」(レッドジャイン)の販売を開始した。
「LEDgine」はLED光源から光ファイババンドルへの集光率向上のために開発され、従来型に比べ2倍の明るさを持っており、直径3~6ミリの範囲を効果的に照射し、直径の小さいライトガイドを使用する医療用機器などでの利用に適している。
また、照明用LEDと集光のための光学部材を搭載した「LEDgine」に最適冷却を可能にするファンを内蔵したことで製品の長寿命化を実現するとともに、これまで以上に小型化されたモジュールに専用結合アダプタを用いることでエンド・ユーザーの機器へ搭載しやすくした。
さらに、高輝度白色LEDと特別仕様の光学部材を用いてライトガイドの入力端部にLEDの光を集光(特許出願中)したことで、結合システムの高い効率性と非常に強力かつ均一な照射を実現している。
しかも、独立した制御電子回路を最適化することで省エネルギー化を実現し、充電式電池を用いての携帯も可能で、電子回路上のLEDの過熱を防いでシステムの長寿命を維持可能。
そのほか、オプションの外部トリガを用いて高速運動の可視化も実現、定電流式LEDを採用し、光強度は0~100%の間で調整が可能などの特徴を持つ。
同社では、医療用機器業界などに向け積極的に販売展開を行っていく方針だ。