星和電機(増山晃章社長)は、高い防水性能を誇る水中エリア専用のLED水中灯「LMLA1Wシリーズ」=写真=2機種を発売した。オープン価格。初年度販売目標は500台。
同社は昨年、欧州指令適合CEマーキングを取得した照明用LEDユニット「LMEBシリーズ」を発売、好評を得ている。
今回は、継続的に水没しても内部に浸水することがないという保護等級IPX8相当の高い防水性能を誇る水中専用の照明器具LMLA1Wシリーズを開発、発売した。
LEDを使用しており、連続点灯4万時間以上の長寿命を実現。
噴水やウォーターガーデン、プレジャーボート向けイルミネーション(水中)用途など、水中エリア専用LED照明器具として最適である。
特徴は、水深2メートル以内保護等級IPX8相当と高い信頼性を誇り、水中設置が可能である。
本体の透明樹脂カバーには、水族館の大型水槽に使用される材質と同強度の樹脂を使用。
点灯に必要な水中灯制御盤は、本体に頑丈なSUS(ステンレス鋼)を採用。制御盤1台につき、水中灯5灯まで接続が可能。
配光技術は、中心光度1000Cd以上、レンズ技術の応用により光をより遠くへ奇麗に飛ばす(ビーム角10度)ことができる。
灯具取り付けは4個所(4―Φ6・5)で、器具取り付け側に、本体の穴あけなどの大きな加工を必要としない。
発光色は、2800K暖色、5000K白色から選べる。
LED水中灯の外形寸法は、φ120ミリ×高さ45ミリ。本体ケーブル30メートル付き。水中灯制御盤の外形寸法は、H530×W505×D182ミリ、重量は約22キログラム。