オムロンは、4月から9月まで、東京・名古屋・大阪・仙台・福岡で「FA実践セミナー」を開催する。
同セミナーは、制御機器入門・シーケンス入門・光電・近接センサ入門などのベーシックコースと、検定対策コース・プログラム開発コース・モーションコントロールコースなどのステップアップコースの2つのコースで構成されている。
ベーシックコースはコントロールコースとして制御機器入門・シーケンス入門、温度制御コースとして光電・近接センサ入門、PLCコースとして同社のPLC「SYSMAC
CP1」によるPLC基礎、「同CJ2」によるPLC基礎(I/O制御編)、同(応用命令編)、センサコースとして温度調節器による温度制御入門、画像と変位の簡易検査入門、セーフティコースとしてセーフティの基礎を設けている。
ステップアップコースは、検査対策コースが電気系保全検定受験対策、プログラム開発コースが、SYSMAC
CP1によるPLCの実践、PLC経験者のためのCX―Programmer(PLCプログラミングツール)、部品化とST(Structured
Text)言語によるプログラム開発生産性向上、PLC通信コースはPLC間通信ControllerLinkユニット、DeviceNet活用、簡単シリアル接続プロトコルマクロ、PLCのEtherNet接続EtherNet/IPユニットがある。
さらに、モーションコントロールコースでは、「SYSMAC
CP1による位置決め制御、PLC位置制御、表示器コースでは生産現場におけるタッチパネル活用、タッチパネル作画ツールCX―Designer、セーフティコースはこれからの安全設計ISO13849―1:2006を設けている。
同セミナーのプログラム開発コースでは、演算・情報処理に適したST言語とラダー言語を使い分けた効率のよいプログラミング、FB(Function
Block)機能による部品化再利用で、プログラムの資産化による開発生産性を向上させる手法が学べる。
受講日数は、1日間10時から17時まで(昼休み1時間)。2日間コースもある。開催会場と定員は、東京15人、名古屋15人、大阪15人、仙台15人、福岡10人。受講費は1万円(消費税込)で、上記以外の会場でも実施する予定である。
セミナーの詳細・申し込みは、同社のFA実践セミナーホームページまで。