温湿度制御機器メーカーのシマデン(東京都練馬区北町2―30―10、TEL03―3931―9111、島村一郎社長)は、このほど好評のディジタル調節計SRS10シリーズの形状・外観を継承しながら機能面をバージョンアップさせた「SRS10Aシリーズ」=写真=を発売した。
新製品は従来機種SRS10シリーズに対して新機能が大幅に追加されている。
新機能は、キー操作でSY表示、PV表示の消灯が可能になったほか、パラメータのマスク(非表示)・ロック(キーロック)機能を追加している。
このほか(1)マスターモード時のマスター送信機能を一時停止(2)DIによるRA/DAの切り替え可能(3)Pt/JPtの測定範囲の追加(4)小数点以下最下位の表示/非表示切り替え(リニア以外の小数点有りのレンジ対象)(5)プログラム機能にギャランティソークを追加など機能が充実し、使い勝手が向上している。
入力は熱電対・測温抵抗体・直流電圧・直流電流などマルチタイプ。SV設定値は3点。表示は7セグメントLED4桁、表示精度プラスマイナス0・25%FS+1digit。
加熱冷却2出力制御、プログラム温度制御、パターン数が最大4(1・2・4に設定可能)、ステップ数は最大8(パターン数4)・16(パターン数2)・32(パターン数1)、イベント出力は最大3点、アナログ出力、通信機能RS485、CT入力2点(単相・3相のヒータ断線検出)となっている。
新機種はSRA11A(H48×W48×D66ミリ・パネル内62ミリ)、SRA12A(H68×W68×D69ミリ・パネル内65ミリ)、SRA13A(H96×W96×D69ミリ・パネル内65ミリ)、SRA14A(H96×W48×D66ミリ・パネル内62ミリ)。
いずれもRoHS指令対応、CEマーキングに適合している。