独・M&Mソフトウェア社は、4月1日付けでNSDと日本での事業展開で提携契約を結び、産業オートメーション領域での事業拡大を進めることになった。
M&Mは、国際標準規格FDTのソフトウェア販売でトップシェアを持ち、欧州市場を中心に、北米、アジア市場に提供している。
NSDは、今後M&Mの製品とサービスを日本国内で独占的に提供していく。
製造分野では国際標準規格のFDT/DTM、FDI、EDDLなどがあり、NSDは日本国内でこれらのソフトウェア製品販売、開発受託、技術サポートやコンサルティングサービスを提供していく。また、FDT/DTMの認証テストラボを日本国内に開設する予定もある。
NSDは、MESやERPビジネス領域で実績があり、今回M&Mの技術的専門知識と販売チャネルを併せ持つことで、フィールドデバイスといったオートメーション領域からビジネス領域までのソリューションを、一気通貫で提供することが可能になる。
M&Mは、1987年設立で、従業員は80人。