マコメ研究所0.1ミリの分解能表示スケールカウンタ発売

磁気センサー・応用専門メーカーのマコメ研究所(長野県上伊那郡箕輪町中箕輪10800―11、TEL0265―79―8154、新井栄作社長)は、マコメスケールカウンタ「SIC―400C」=写真=を発売した。ヘッドSIH―410P、スケールSIS―310Sと組み合わせることでインクリメンタルリニアスケールカウンタシステムを構成できる。

新発売のカウンタSIC―400Cは、ヘッドSIH―410Pを接続して、ヘッドで読み取った信号を最小分解能0・1ミリで表示できる。表示値はマイナス9999・9~プラス9999・9ミリまで5桁表示可能である。

任意の位置を原点として利用するためのゼロ・リセット機能、任意の値からカウントを開始するためのプリセット機能を装備している。ゼロ・リセット機能は外部からの信号を入力できるため、遠隔操作や原点検出器との連携が可能である。また、電源を切っても直前のカウント値を記憶する回路が内蔵されており、終業で電源を切ってもヘッドSIH―410Pを、そのままにしておけば電源を再投入後も終業前のカウント値から再開できる。ヘッドSIH―410Pとはコネクタで簡単に接続できるのも特徴である。

主な仕様は次の通り。

▽電源電圧=AC100~240V50/60Hz▽精度=プラスマイナス(0・1+0・025×スケール有効長)ミリ▽消費電流=0・2A以下▽使用温度範囲=0~40℃▽外形寸法=高さ67×幅200×奥行き160ミリ▽重さ=約1・1キログラム。

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