IT機器の物理インフラソリューションを提供するエーピーシー・ジャパン(東京都港区、シリル・ブリッソン社長)は、3月11日に発生した東日本大震災で被災した地域の学校・病院へ同社製UPS(無停電電源装置)を、無償でリプレースするプログラム「APC
by
Schneider
Electric東日本大震災復興支援プログラム」を立ち上げる。
対象となるのは、宮城県・岩手県・青森県・秋田県・福島県・茨城県の6県の学校・病院で、それまで使用していた同社製のUPSにおいて、地震・津波により破損・故障した製品を新しいUPSに無償でリプレースする。
同社は、未来を担う子どもたちが集う学校や、命に関わる重要な役割を担う病院を対象とすることで、東日本大震災からの復興を積極的に支援する方針。
同社のシリル・ブリッソン社長は「東日本大震災でお亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げる。当社では、UPSの無償リプレースというプログラムを通じ、震災からの復興を積極的に支援していく」とコメントしている。同プログラムの詳細は、5月2日からオープンする同社の専用Webサイト「http://www.apc.co.jp」を参照すること。期間は、5月2日から10月31日まで。
なお、同プログラムは、同社の親会社シュナイダーエレクトリック、及びシュナイダーエレクトリックファウンデーションが今回の東日本大震災を受け、日本支援プログラムを立ち上げ義援金を寄付するとともに、被災地域の病院や学校の復興をテクノロジーの側面からもサポートしていくというもの。
同プログラムには、世界25カ国のシュナイダーエレクトリックが参加し、グローバルで連携しながら活動を継続していく。