オムロンソフトウェア(京都市下京区塩小路通堀川東入、TEL075―352―7400、細井俊夫社長)は、Android上で動作する名刺リーダーアプリケーション「Bizcaroid(ビズカロイド)」をAndroid
Marketで販売開始した。マーケット提供価格は500円(機能拡張アドオンアプリは別費用)。
Bizcaroidは、同社が昨年9月からAndroid
Marketに提供している無償版「Bizcaroid
Lite」と同じく、組み込み機器上でもストレスなく動作する多言語OCRエンジン「モバイルOmCR」の技術を使い、カメラで撮影した名刺データを名刺情報(文字列)に変換するシステム。ユーザーが撮影した名刺をOCR認識し、名刺情報に変換。
読み取った名刺情報を、端末のアドレス帳に登録する。格納場所は本体のほか、Gmailアカウントやキャリアアカウントの指定が可能。
撮影した画像に名刺タグを付与し、EvernoteサーバへアップロードできるEvernote連携機能や、ほかのアプリケーションからBizcaroidの機能を使うことができるアプリケーション連携機能、アプリケーションの機能を拡張するアドオン機能などを備えている。
動作環境はAndroid2・1以上が動作するカメラ付き携帯電話。デザインは5種類でユーザーの好みに応じて変更できる。
現在、認識できる言語は日本語と英語のみだが、将来的に多言語対応も視野に入れている。
同社は、今後もBizcaroidのようなAndroidアプリケーションを提供していく予定で、名刺のみではなく、OCRを使ったソリューションにも積極的に取り組んでいく方針である。