横河電機は、オーストリアのアンドリッツ社が受注する紙パルプ工場や金属工場向けに、生産制御システム、フィールド機器、プロセス分析計を優先供給する契約を締結した。
この契約により世界各地にあるア社及び、ア社のグループ会社が紙パルプ工場や金属工場向けに製造装置を納入する際には、同社の生産制御システム、フィールド機器、プロセス分析計が優先の購入の対象となる。
ア社は、紙パルプ、水力発電、金属、飼料、バイオ燃料など幅広い分野の製造装置メーカー、エンジニアリング会社で、拠点が世界に150以上あり、従業員数は約1万4300人。
同社は、国内の制御システム市場において、紙パルプ関連で約6割、非鉄金属・金属製品関連で約4割のシェアを有しているとして、今後も世界の紙パルプ市場、金属市場に向けた活動を強化して更なるシェア拡大を目指す方針。