大阪自動電機安全・高信頼で積極展開フット、テープSWで訴求

大阪自動電機(大阪市旭区大宮4―20―18、TEL06―6951―2331、与田清社長)は、今期「安全・高信頼性」、「CE指令適合」などを基本テーマに販売の強化・拡大を図る。

新製品の中型機器用フットスイッチ「S6形シリーズ」は、業界唯一のオールステンレス製で腐食性ガスや埃、水滴などに強く、悪環境下での高接触・高信頼性に優れる。オールステンレス製なので、特に環境に厳しい食品機器や医療機器、船舶機器向けに伸長している。

また、高信頼性ベスタクト封入形接点を採用し、2重密封構造を実現した防浸形フットスイッチ「S7形シリーズ」は、IPX―8相当の密封保護構造で業界最高の防水性能を誇る。水による丸洗いが可能な上、2接点構造でより安全性を高めており、こちらも高い防水性能が求められる食品・医療機器や船舶機器向けなどで伸長しており、S6形とともに今期積極的に拡販を行う。

一方、昨年12月にTUV認証品であるフットスイッチ「SM2形シリーズ」がCE指令に適合、出荷を加速させている。

SM2形シリーズは、優れた信頼性と耐久性が特徴。ペダル保護カバー付きや、人間工学に基づいた危険回避のための3ポジションタイプ、誤動作防止用ペダル安全ロックレバー付きタイプなどのシリーズがある。各保護カバーの組み換えや動作特性、接点構成など機能別の組み合わせが可能で、工作機械を中心にプレス機器、医療用機器、木工機器、プラント工業など、国内外を問わず採用が拡大している。

フットスイッチを搭載した機器も輸出が増加しており、ユーザーからのCE指令適合品の要望が強く、同社もCE指令適合品として販売を強化。TUV認証とCE指令適合により一層安全性がPRでき、医療機器を中心に海外向けに需要が伸びている。一方、低コストで確実な安全対策が採れるテープスイッチとマットスイッチは、昨年度大きく売り上げを伸ばした。

テープスイッチは、自動扉の挟まれ防止や、自動搬送機械分野などに需要が拡大。特に自動扉は挟まれを検知するセンサのほかに、挟まれ防止のテープスイッチを備え付けることで2重の挟まれ防止機能となり、評価が高まっている。マットスイッチは、工場用途を中心にセットメーカーからの受注が増えており、同社では商社の協力を得ながら販売ルートの拡大を図る。

同社では、国内生産のメリットを活かし、多品種・小ロットなど顧客からの細かい要望に対応して、商社の協力を得ながら顧客とのパートナーシップ強化を図っており、今年度は「安全・高信頼性」、「CE適合品」などを基本テーマとして販売の強化拡大を図る。

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