IT機器の電源・冷却・管理などの総合ソリューションを提供しているエーピーシー・ジャパンは、各種無停電電源装置(UPS)の拡販にも注力している。UPSは生産現場においてもすでに一部導入されており、昨今の電力供給が不安定な状況下で、ますますニーズが高まっている。
生産現場では、電圧変動時も安定した電源供給を続けなければならず、電源障害時には、他システムへの通知機能を設け、生産・制御システムを安定稼働できることが必須となる。また、システムによっては障害時であっても、継続稼働を行わなければならない。さらに、電源障害時のバッテリー運転切り替え時に瞬停が起こると、生産ラインが障害を起こすことも想定されることから、バッテリー切り替え時間がゼロであることも必要である。同社のSmart―UPS「RT6000シリーズ」は、すべてがインバーター方式で、各種電源トラブルにも切り替え時間ゼロでバッテリー給電に切り替わる。外部システムとの連携も可能で、オプションのカードを使えばドライ接点を持つ環境にUPSを組み込むことができる。さらにオプションの拡張バッテリーパックを使用することで、システムの規模に合わせて容易に運転時間延長が可能。システム拡張にも柔軟に対応。
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