産業用磁気応用センサのトップメーカーであるマコメ研究所は、優れた技術力を備え知名度の高さは抜群である。
無人搬送車用センサでも群を抜く実績を誇り、製品陣容も豊富である。
今年2月発売のガイドセンサ「SW―1924H1」は、走行ルートに貼られた同社製ガイドテープMGL―50―25、MGLシリーズ、MGRシリーズに対し無人搬送車が横方向にズレだすとスイッチング出力をするタイプである。
16個の磁気近接スイッチが横一列に設置されているため、きめ細かく無人搬送車の正確な走行を支援できる。
また、ガイドテープからの磁気を検出するため、ホコリやゴミなどに影響されず安定した誘導が可能である。
さらに、同社独自の高感度可飽和コアを検出素子として使用しているため磁気テープとの動作距離を広くとれる。
動作距離は30~45ミリ、応答時間約1ミリ秒、消費電流45ミリA以下、保護構造IP54、使用周囲温度マイナス10~プラス60℃。
(http://www.macome.co.jp)