星和電機(増山晃章社長)は、3月に発売した水中エリア専用LED水中灯「LMLA1Wシリーズ」に続き、白熱電球の代替光源として、定電流電源内蔵防水型器具内LEDモジュール2機種「LMF」(ボトムタイプ、白熱電球20~30W相当)、「LMG」(フラットタイプ、白熱電球30~40W相当)=写真=を発売した。オープン価格。初年度販売目標は1万台。
2機種ともにエクステリア用器具内LEDモジュールで、定電流電源(AC100V)内蔵ながら、LMFBは、ソケット+白熱電球の高さ方向で約3分の1のコンパクトタイプ、LMGは、電源内蔵で厚さわずか23ミリとフラットタイプとなっており、省スペースの器具内に取り付け可能な形状である。
保護等級IP54仕様で、防水が必要とされるエクステリアライト用器具内に、LED光源として組み込めば、そのまま屋外でも使用できる。器具筐体のデザインを損ねることが少なく、器具筐体で防水構造を設計する手間が省ける。
発光素子の実装方法に工夫を凝らした配光に大きな特徴があり、LEDの粒々感を一掃した広配光により、均一で綺麗な光の取り出しを実現した。
定電流電源100V、50/60Hzを内蔵。既存の白熱電球に収まるサイズで使いやすく、約4万時間の長寿命を誇る。
配光技術は、LMFB/5000Kが中心光度125Cd、LMGA/5000Kが同140Cd。ビーム角(2θ1/2)は、LMFB110度、LMGA120度。発光色は、2900K、5000Kから選べる。