竹中電子工業(京都市山科区四ノ宮奈良野町20―1、TEL075―581―7111、林昇社長)は、厚さ9・9ミリの超薄型ワイドエリアセンサ「SSU20シリーズ」=写真=の販売を開始する。
SSU20シリーズは、厚さ9・9ミリの超薄型を実現した透過型ワイドエリアセンサ。検出距離は4メートル。
取り付け部先端からわずか15ミリに光軸を設定することで、光軸のデッドスペースを低減した。
NPN/PNP切り替えが可能なオープンコレクタ出力。使用時の検出距離に合わせ、最適な感度に自動調整する自動感度補正機能を搭載している。保護構造はIP65。超薄型ながら、アルミ製ケースを採用、取り付け部は亜鉛ダイカストを採用しており、堅牢設計を実現。アルミケースなので、六角ボルトで確実に固定することができる。
取り付け穴と光軸が同軸上にあるので、設定作業が簡単。さらに、相互干渉防止機能を搭載。出力切り替え、相互干渉防止モード設定は、結線替えにより行うので、センサ取り付け後の設定変更が容易である。
標準アルミ構造材にインサートナットで簡単に取り付けでき、本体が薄いので、作業の邪魔にならない。
光軸数と検出エリアは、9軸/160ミリ、13/240、17/320、21/400、25/480、29/560、33/640、37/720の8バリエーション。取り付け穴近くまで光軸を配置することが可能。光軸ピッチは各20ミリ。