チノーはこのほど、設備診断・建物診断を手軽に行える携帯用小型熱画像カメラ「CPA―0130/0150J/0170」=写真=3機種を発売した。本体価格は14万円~39万円。
新製品のCPA―0130/0150J/0170は、小型で340グラムと軽量ながら2・8形液晶画面で見易く、操作も簡単である。
標準品は本体12・5度レンズ/17度レンズ/25度レンズ(いずれかを標準装備)、レンズキャップ、ミニSDカード、AC電源ユニット、バッテリー、解析ソフト、ケースで構成されている。
ミニSDカードに5000枚保存できる。また、解析ソフトは解析スポット、ライン、ボックスエリア、アイソサーモ、断熱アラーム、露点アラームの追加や放射熱などの測定条件、カラースケールなどの変更が可能である。
PDF作成やプリントアウトができ、簡易なレポート作成が可能。
主な仕様は次の通り。
▽素子数=60×60、80×80、120×120ピクセル▽検出素子=非冷却マイクロボロメータ▽フォーカス=フリー▽温度分解能=0・15℃、0・1℃▽精度定格=測定値の〓〓2%▽電源=AC電源またはバッテリー(5時間駆動)▽保護構造=IP43。