多摩川精機(長野県飯田市大休1879、TEL0265―21―1800、萩本範文社長)は、子会社である三徳航空電装(東京都大田区蒲田3―19―9、藤田嘉三社長)の社名を「多摩川エアロシステムズ」に変更、グループの一員としてのイメージアップを図る。
多摩川精機は航空機電装市場に注力、センサー、モータ、アクチュエータなどを納入し、この分野でも高い実績を持っている。2008年には、米国連邦航空局など各国の整備資格を取得している三徳航空電装を買収し、完全子会社化してメンテナンスなどアフターサービス分野の事業を強化してきた。
今回、子会社を多摩川エアロシステムズに社名変更することにより、航空機電装市場における多摩川精機グループとしての知名度を高め、機器製造販売から航空機関連の修理まで事業展開をし易くする。多摩川エアロシステムズは従業員73人、売り上げ8億円。