任意団体である日本配線資材工業会(JWAA、高橋信房会長)はこのほど、配線資材業界の地位確立へ、一般社団法人格を取得した。
JWAAは、配線資材を業界として社会的な認知を得て、関係する会社や従事者の地位を高めたいとの方針のもとに、国内外メーカー、商社などが集まって設立された任意団体。趣旨に賛同する会社が積極的に参加し、現在、74社が会員となっている。3年目の今年度は、社団法人格の取得を事業の柱に掲げ体制を整えてきた。社団法人への移行に伴い、JWAAでは参加企業100社を目指し、より一層業界の発展に貢献できる工業会として存在価値を高めていく方針。
高橋会長は「3年前に配線資材業界で初めて、業界発展のために配線資材にかかわるすべての方々が交流できる工業会を設立したいとの想いをひとつにする多くの会社が集まり、任意団体JWAAを設立した。業界唯一の団体として事業を行ってきた実績が認められ、社団法人に移行できた。会員74社のご協力の賜である。『会員の会員による会員のための工業会』という理念のもと、社会的な認知度を向上させていきたい」と抱負を語った。
なお、役員は次の通り。
▽会長=高橋信房▽副会長=姫野富治、松本年生▽理事=佐藤昭、園村正徳、竹内保市、中村利恵、菅野孝知▽監査役=片田勇雄▽顧問=関谷昭憲。