サトーは、6インチ幅の印字ヘッドを搭載した新型バーコードラベルプリンタ「スキャントロニクスSG600Rシリーズ」=写真=2モデルの販売を開始した。販売価格は66万円から。年間の販売目標は1200台。
新製品は、化学工業、製紙業をはじめ、主に重工業で使用される大型ラベルに対応し、幅180ミリのラベルに最大で毎秒250ミリメートルの高速印字を実現している。
また、高解像度モデルでは305dpiの高精細印字が可能で、2次元コードや細かな文字の印字に最適。
プリンタ前面に大きく明るいLCD操作画面を配置して操作性を向上させたほか、インターフェースにはLAN、USB、IEEE1284、RS232Cを標準搭載しているほか、ブルートゥースにも対応しており、PDAや携帯電話、ハンディターミナルなどのブルートゥース搭載機器からラベル発行指示をプリンタに直接送信することも可能。
また、印字データの処理能力も向上しており、同社従来機種に比べ、印字開始からラベル出力終了まで最大30%の時間短縮を実現できる。
さらに、ラベルを連続発行する標準仕様のほか、発行ごとにカットする「カッタ仕様」、台紙からラベルを自動で剥離する「剥離仕様」などをラインナップしている。外形寸法は、幅352×奥行き435×高さ298ミリで、重量は約20キログラム。