日本配電制御システム工業会(JSIA)関西支部(丹羽一郎支部長)は、「第29回定時総会」を大阪市都島区の太閤園で10日開催した。
まず、2010年度の事業報告及び決算報告、11年度の事業計画及び収支予算案報告をそれぞれ承認した後、「新法人制度への移行計画」「耐熱配電盤用加熱試験炉の処遇について」、「財政強化資金の使途について」審議した。
また、関西配電盤工業協同組合(寺田哲也理事長)の「第49回通常総会」も、太閤園で同日開催され、10年度事業報告及び決算報告、11年度事業計画及び収支予算案報告をそれぞれ承認した。
その後、両団体合同の「11年度春期合同懇親会」が開催された。
丹羽支部長は「今回の震災では、JSIA東北支部と東京支部の一部を含め、26社が被害に遭った模様である。関西支部としても出来る限り、復旧・復興に向けての支援を行っていきたい。
6月9日にはJSIA本部の総会が青森の『ホテル青森』で開催されるが、参加する我々も元気づけを行いたいと思っている。また、来年は関西支部が設立30周年を迎えるので、記念事業としてインドネシアへの海外視察を計画している。さらにJSIAでは一般社団法人への移行を目指しており、今年度から準備に入り、13年度から新法人としてスタートさせたい」とあいさつした。