光商工(東京都中央区銀座7―4―14、TEL03―3573―1362、村田龍二社長)は、IgrとIorの切り替えができ、しかも漏電方向機能を装備した絶縁状態監視装置「LIG―2」=写真=を開発した。
絶縁状態を常時監視し、絶縁劣化や漏電事故を防止する絶縁状態監視装置の必要性が高まっている。
新製品の絶縁状態監視装置LIG―2は、対地の絶縁抵抗に起因する電流で監視するIgr方式であるが、インバータなどによる周波数の影響や電路ノイズにより絶縁監視に支障が起きた時に、絶縁監視モードをIgr方式から抵抗分漏電電流監視のIor方式に切り替えて復帰スイッチを押すことで、ノイズの影響を受け難い状態で監視が行える。
また、Igr方式の時の機器構成はそのまま使用でき、容易に充電状態での切り替えも可能である。