ワゴジャパンは、好評発売中のプログラム可能型Ethernet対応リモートI/O
750シリーズをフルモデルチェンジした新型を順次発売している。750―882は、ネットワークの二重化を実現するため、2つの異なるMACアドレスを持ったEthernetポートを装備している。ポート間の通信はできないが、それぞれのポートは個別に通信することができ、二重化通信が行える。オートネゴシエーション及びオートMDI(X)機能に対応。
新シリーズは従来シリーズと比較してプログラム用のメモリ容量を倍増し、処理速度の高いCPUを採用するなどで、全体の処理能力を格段にアップしている。
Ethernet対応のフィールドバスコントローラは汎用性が高く、製造ライン、制御機器、ビルの空調・照明制御のほか電力デマンド監視やデータ収集用途などに幅広く使用されているが、PC・PLCの能力やデータ伝送速度の向上と共に用途が拡大し、プログラムも複雑化してきたため、従来モデルでは容量や処理能力が足りなくなる傾向にあった。
今回新世代のシリーズをラインナップすることで、今後の用途拡大に対応する。
(http://www.wago.co.jp/io)