キムラ電機は、端子台及び各種表示灯などの専業メーカーとして長い歴史と高い実績を誇る。端子台では弱電用から大電流用まで用途に応じた製品を幅広くラインアップしている。
このうち、組端子台「TS―800シリーズ」に、TS―808L形・809L形の高容量タイプ、及びラッピング端子台とRD端子台などが加わり、品種が充実した。TS―808L形・809L形の定格通電電流は、それぞれ175Aと310Aである。RD端子台は、RD型圧着端子対応の組端子台で、定格通電電流は600Aの大電流端子台である。ラッピング端子台は、片側ラッピングタイプでラッピング側はφ0・8×2本、またはφ0・5×4本の接続が可能。定格絶縁電圧は600Vで、高耐電圧、高絶縁用途に最適。絶縁材料には変性PPE樹脂を採用し、機械的振動や衝撃に優れた性能を維持している。また、端子台、端末、端子カバー、記名条片の材料には、難燃性グレードUL―94V―0を使用しており、高い安全性を確保している。さらに、端子ねじにはセルフアップねじを採用しており、座金の脱落がなく、しかも圧着端子の挿入、締め付けが迅速・確実に行える。取り付け方式は、レール組み立て式とボルト組み立て式が完備。海外取得規格は、UL/CSA/TUV規格を取得済み。
(http://www.kimden.co.jp)